仮想体験

昨年1年間の株式市場は非常に好調でした。

日記をご覧になっている多くの方にとっても非常に良い年になったのではないでしょうか。

ただ逆に言えば、昨年ような相場ならば基本的には何を買っても上がるので、誰でも儲かるのがあたりまえであったともいえます。
日経平均が40%も上昇しているわけですから、信用取引を使って2倍のレバレッジで取引していれば、単利の単純計算でも80%の利回りをあげることができて当然なわけです。

十分な期間の下落相場を経験している人は問題ないのですが、2003年の中盤以降から株を始めた人は注意が必要かもしれません。
今は儲かっていても、5年後、10年後に訪れる暴落相場で対処しきれない可能性が高いからです。
そのときは、現在のような一方的な上昇トレンドでは通用していたテクニカル指標などがことごとく裏切られることになるでしょう。

ここ2、3年の相場では順調に利益をあげている人も、これが果たして運なのか実力なのかを判断するには、もう数年の年月が必要だと思います。
その点、システムトレードでは過去のどのような相場で、どのような結果になっていたかを事前に検証することができるという点において、非常に優位性を持っているといえそうです。
実際には体験したことのない相場を過去のデータを使った「バックテスト」という形で仮想体験することができるのですから。