魔法の投資手法は存在しない

皆さま、新年明けましておめでとうございます。

昨年まで執筆を続けてきたトレーディング研究会が終了し、今年からはエンジンをかけて当日記を更新していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今回は手始めに投資手法への誤解についてお話させていただこうと思います。

一般にカリスマトレーダーといわれるような凄腕のトレーダーの使っている手法には誰もが興味があるところかと思います。
例えば、この投資日記ステーションで執筆されている投資家(とくにトレーダー)の方々は、誰もがものすごい投資手法を持っていて、皆さんが知りえないような方法で投資(トレード)していると思っている方も多いのではないでしょうか。

私自身、すべての方々の投資法を熟知しているわけではありませんが、おそらく皆さんが期待しているような無敵の投資手法(売買ルール)を持っている方はいないと思います。
もちろん、私自身も「どのような相場でも必ず勝てる魔法の投資手法」を持っているわけではありません。(そんなものがあれば私が知りたいくらいです)

無敵の手法が存在しないのなら、長期的に成功を収めているトレーダーはいったいどのようにして勝ち続けているのかということになりますが、それは複数の手法を上手く組み合わせたり、資金管理を工夫したりすることであったりします。

例えば、たいてい有効な手法には特徴があって、得意な相場と苦手な相場があるのが普通です。
その苦手な期間を補うために、別の特徴を持つ手法を組み合わせて運用したりするわけです。
また、資金管理であれば、その手法が得意な時期ほどより多くの資金でトレードできるように売買シグナルの出し方を工夫するという方法が考えられます。

勝ち続けている投資家(トレーダー)というのは、売買手法だけではなく、このようなテクニックを駆使することにより、どのような相場でもなんとか勝つことができるようにしているのですね。
私もそうですが、じつは多くの常勝トレーダーの使っている手法(売買ルール)というのは結構シンプルだったりするのです。