順張りシステムの基本

最近は相場が好調なためか順張りシステムに関するご質問が多いようですので、今回から少しづつお話させていただこうと思っています。

ある会社のファンド運用で使用しているシステムという事情もあって、なかなか完全公開というわけにはいかないのが残念ですが、基本的な考え方さえ押さえておけば、じつはそれで十分だったりもするのです。

以下の画像は、私のシステムでシグナルが発生した銘柄を管理している画面です。

画面上の一番右にあるシグナル欄が「買いシグナル」となっているのは、翌営業日で買い付け予定の銘柄で、「売りシグナル」となっているのは決済予定の銘柄です。(今回は説明の都合上、シグナル銘柄を公開していますが、売買を推奨する意図はありませんのでご注意ください)

何度も説明しているとおり、順張り系の手法は勝率だけでいえば勝つことよりも負けることのほうが多いのですが、勝ったときの平均利益率が大きい傾向があります。
ひとことで言えば、「小さく負けて大きく勝つ」というところでしょうか。

文章で説明するよりも、実際にシグナルの点灯している銘柄を見て傾向をつかんでいただいたほうがいいと思ってキャプチャーした画面を掲載しましたが、その中からさらに1銘柄だけチャートを掲載させていただきます。


銘柄名:京成電鉄(9009)

上記のチャートもそうであるように、もっとも理想的な順張りとは、短期・中期・長期のすべてのトレンドが上向きであることです。(ただし、場合によっては短期トレンドは下落でも可)

詳細な解説は次回以降に持ち越しますが、じつは順張りの基本はこれだけで80%くらいは表現してしまっているといっても過言ではありません。
あとはフィルターをどうするかといった細かい問題や、資金管理(銘柄の保有する比率や入れ替え方)のほうが、無駄に売買のルールをいじり回すことよりもずっと重要なことなのです。(と私は思います)