自動売買に関するご質問

自動売買について、以下のご質問をいただきましたので回答させていただきます。

【ご質問】
ティックデータで検証は可能としても、プロ以外の人がティックデータが更新させるタイミングで自動売買することは可能なのでしょうか?

【回答】
私自身は場中を見ないトレーダーですので、正直なところ確実に断言はできないのですが、おそらくは一瞬のタイミングを狙った売買は難しいのではないかと思います。
一応、トレードシグナルというツールでは最良気配値を見ることは出来るので、例えば売り板が食われそうになったら仕掛けるなどの売買は理論上可能なことになります。
ただ、現実にはブローカーなど、プロが使っているシステムが取引所直結なのに対して、私たち個人投資家の使うシステムは証券会社経由になり、その分だけ発注速度も遅くなります。
それを考えると、不可能ではないかもしれないが、少なくともプロに比べると不利ではないでしょうか。
こればかりは実験してみないとなんともいえません。

このようなハンデがあるため、私の場合は1分毎にしかシグナルのチェックをしないようなゆったりとしたシステムに絞って運用しています。

スキャルピングに関する補足

昨日、日経225先物でのスキャルピングは難しいと書きましたが、現役ディーラーのT氏から助言をいただき、必ずしもそうではないことが判明しました。

分足などによる検証では、一瞬を狙ったタイミングを検証することはできませんが、板の動きを見ていればそれが可能になるタイミングがあるようです。
なので、ティックデータ(全約定データ)を使った検証を行えば、あるいは自動売買が可能なのかもしれません。

今後の私の研究テーマは、鞘取りに近い形で毎月安定的に利益を得るタイプのシステムを完全に自動化することなので、これを実現するためにはティックデータによる検証も必要かもしれませんね。

スキャルピングは注意!

本日はスキャルピングについてのお話です。

ちなみにスキャルピングとは、わずかな利幅を狙って細かく売買することをいいます。
例えば、日経225先物でいえば10円の値幅を狙って何度も売買を繰り返すことです。

このスキャルピングは意外と曲者でして、株ではどうなのかわかりませんが、少なくとも日経225先物(ミニを含む)では、まずうまくいかないと思います。

というのは、私が調べたかぎり世界最高水準のデイトレードシステムでも平均損益は20~30円台です。
つまり、勝ち負けを平均すると1回の売買では20円から30円くらいの値幅しか抜けないことになります。
さらに往復のスリッページ(自分の注文によって発生する価格のズレ)を10円とすると、10~20円台しか値幅を取れません。
ということは、細かい利幅を狙って何度も売買を繰り返すとスリッページだけで恐ろしいコストになるのは容易に想像できます。

逆にいえば、日経225先物で1日に5回も6回もトレードしている人はおそらく間違ったトレードをしているという推測が成り立ちます。

ちなみに私のデイトレードシステムがトレードする回数は1日に多くても2、3回(大抵は1回)だけです。
心当たりのあるトレーダーの方は注意しましょう!

3号連続企画

昨日はネットマネーの取材で某証券会社さんにお邪魔してきました。
ここ数ヶ月は比較的取材が少なかったのですが、なぜか今月だけで雑誌や本やその他の取材を合わせて立て続けに5件も入っています。
やはり相場が悪いときほど人気がシステムトレードに流れるのでしょうか?

ところで、今週発売のネットマネーから3号連続でシステムトレード&自動売買特集を行います。
まったくの初心者から既にシステムトレードを行っている方まで読める内容かと思いますので、どうぞご覧になっていただければ幸いです。

日経225のデイトレードは順張り?

最近始めた日経225のデイトレードシステムはあまり資産の変動がありません。
基本は下落相場で大きく利益を出し、上昇相場では若干の利益かトントンというのが基本なので、日経平均が底を打った感のある現在の相場ではしばらく利益が出ないかもしれませんね。

現に2005年のような相場ではほぼ1年間、資産の横ばい状態が続いたので、最低でも1年以上はフォワードテストによる経過を見たいところです。

まだまだ研究を始めたばかりのデイトレシステムですが、今のところ私が持っている印象としては、日経225のデイトレで逆張りは難しそうだということです。
逆張りといえば急落パターンの反発を狙うのが一般的かと思いますが、日経225の場中の動きでは急落という状況がほとんど発生しないのです。(有効と考えられるパターン自体はありますが、発生回数が極めて少ないため、あまり実用的ではない)

ということで、現在私が力を入れて研究を続けているのはデイトレの順張り系システムです。
おそらく、ある程度は長期的に使えるだろうと思われるルールは既に考案しているのですが、まだもう少し改良の余地があるということと、若干タイミングを変えたルールもできそうな気がしているため、もう1バージョンくらいのルールを作成して、現在のルールと併用しようと考えています。

今後の研究成果について、ちょっとしたヒントくらいは当ブログで公開していくかもしれませんので、気長にお待ちくださいませ。

現在の状況&メルマガ発行のお知らせ

明日19日(土)の20時に発行されるメルマガは私の番です。
まだ未登録の方は、当ブログ左上あたりにある申込み欄からどうぞ。

相場は徐々に回復に向かっている印象も受けますが、相変わらずシグナルの出ない退屈な相場です。
順張りのシグナルが出始めるには、もう少し保ち合いの後、本格上昇が始まってからでしょうか。
現在は本当に完全なノーポジションなので、相場がどちらに動いても関係はないのですが、逆にいえばどちらかに大きく動いてくれないと何もできませんね。

ということで、トレードに関するネタはなかなか書けない状況ですので、誰も聞きたくないとは思いますが、今現在の私の日常を書かせていただきます。

もうそろそろ公表してもいいころかと思いますので言ってしまいますが、じつは現在、逆張り投資法に関する第2弾の本を執筆中です。
本当は昨年の秋頃の出版を目指していたのですが(滝汗)、何しろ私が忙しすぎたもので、ずっと延び延びになっていました。
最近になってようやく少しづつ筆が進み始めましたが、この分だと早くて6月末ごろの出版かな?などと思っています。

正確には現在も非常に忙しいため、今までは何でも受けていた仕事を少しづつふるいにかけなくてはならない状況です。
そういう理由もあって、証券会社さんなどからセミナーなどの依頼をたくさん受けているのですが、既に決まっているものを除いてはすべてお断りしてしまいました・・・。(大変申し訳ありません)

質の高い内容を維持するという意味でも、セミナーについては自主的に研究成果を報告したい場合だけに行うものだと思っていますので、今後も当面は休憩させていただこうと思っています。

サラリーマンを引退してからは、365日24時間ずっと妻と行動してたのですが、最近は私が忙しいせいで週に何十時間かはどうしても離れなければならないため、妻にはちょっと寂しい思いをさせてしまってますし・・・。

タイミングがすべて

現在は底値圏での揉み合いが続いています。
ただ、日経は反発の兆しがありますが、新興はまだちょっと弱い感じです。

私のシステムは極端な上昇相場か下落相場以外ではシグナルが出ないようになっていますので、現在のような相場ではキャッシュポジションでひたすら待つというスタンスになります。

昔は色々なシステムを併用して常にトレードをしていたほうがパフォーマンスが良くなると考えていましたが、個別株の研究を長く続けていくと結局はどんどんシンプルに落ち着きました。

私のシステムを究極的に言ってしまうと、いつフルポジション(信用枠を全部使うという意味ではありません)にして、いつ100%キャッシュポジションにするかという切り替えがすべてなのです。

おそらくほとんどの方が行っている投資法は、あるルールを満たした銘柄を売買するというものだと思います。
つまり、RSIが20以下になったら買い、RSIが80以上になったら売るという具合ですね。

しかし、私の場合はある状態が来るまで現金のまま待機し、その状態になったら一気に仕掛けてフルポジションにするというシステムなのです。(決済についてはバラバラですが)

そのある状態というのは2種類あるのですが、簡単にいえば極端な上昇相場か下落相場ということになります。(若干の例外はありますが)

私の今までの研究でわかったのは、テクニカル指標の組み合わせやパラメータをいじくり回してもあまり効果はなく、それよりも相場全体のタイミングを判定して、いつ(一気に)トレードを行うかがパフォーマンスを大きく左右するということです。

ですから、現在のような相場ではまったく何もせずにその状態が来るのを待つだけということになります。
目的はトレードをすることではなく利益を出すことですから、毎日トレードする必要はないわけですね。

広告の価値が希薄化

相場は底値圏からなかなか復帰せず、上げたり下げたりの繰り返しですね。
まあ、揉み合いになっているのは需給が均衡しているからであって、底値から復調する兆しともとれるわけですが。

現在は株のほうはほぼノーポジションのため、とくにコメントすることはありません。
ただ、日経225先物は基本的に下落相場のほうが強いため、今日のように下落してくれると大きく取れるので助かりますね。
株と日経225先物のバランスをうまく調整すれば、上昇相場でも下落相場でも勝てる気がします。

さて、本日は相場とは関係ない話ですが、私がインターネットが普及し始めたときから考えていたことなどを最近ふと思い出したので、自由気ままに書かせていただきます。

じつは、私は昔から結構先のことを予測するのが好きなようでして、中学生か高校生くらいの頃にちょっと考えてみたことがありました。

当時はコンビニが急速に普及し始めている時代でして、コンビニの時給は東京だと700~800円くらいが平均的な相場です。
コンビニに限った話ではありませんが、いわゆるフランチャイズというのは給与水準の低いパート・アルバイトを好んで使う傾向があります。
当然、人件費を低く抑えるためです。

そこで私が思ったのは、将来はどんな会社もみんなフランチャイズ化して(=アルバイトだらけになって)、ほとんどの人の給与は月給10万~20万円台くらいになってしまうのではないか?ということです。
そして今の現状を見てみるとほとんどそのとおりになっているような・・・。
今まで個人事業として繁栄していた商店街は廃墟になって、コンビニなどのフランチャイズばかりになってしまいました。
そして、そこで働いている人たちはみんな時給700~800円です!(今の私の時給もたいして変わりませんが・・・)
もう少ししたら、以前私がやっていたSEとかプログラマーなどの職業も、給与水準の低い臨時職員だらけになるような気がします。(バグが多くなりますよ・・・)

当然、企業側としては人件費を低く抑えれば、売り上げは変わらずとも利益をあげることができるわけで、最近言われている増収なのに給与は上がらないというのはここに原因があるような気がします。

同様にインターネットが急速に普及し始めた10年前くらいにふと思ったことがあります。
それは広告価値の希薄化です。

広告は少なければ少ないほど目立つ(価値がある)わけですが、広告が増えて乱立状態になれば1つあたりの広告は目立たなくなり、当然のことながら価値は希薄化(低くなる)するわけです。
これを踏まえて今の現状を見てみると、ネット上は広告ばかりのホームページやブログなどが乱立してほとんどスパム状態です。
インターネット上だけならまだいいですが、街を歩いていてもいたるところに広告があり、公共のバスまで一企業の全面広告という有様です。
法的に規制をかけないと、そのうちきっと道路も建物も目に付くところは全部広告になってしまうような気がするのですが・・・。
例えば、新築一戸建ての家の壁を全面広告にすれば家が100万円安く買えます!なんてことも起こりうるかもしれません(汗)

こうしてみると、広告収入だけで成り立っているようなブログやSNSなどのサービスにはあまり将来性を感じないのは私だけでしょうか・・・。

日経225ミニによる自動売買の運用報告(3月)

先月の中旬から運用を始めた日経225ミニの自動売買システムですが、本日は第1回の運用報告をさせていただきます。

以前と同じように毎週ご報告しようかとも思いましたが、短期の経過はあまり意味を成さないため、基本的には月次でご報告させていただく予定です。

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【運用状況のご報告】 (運用を開始した日:2008年3月)
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■初期の資金: 300万円
■現在の資金: 284万円

[今回のコメント]
理想的には勝ちから入ってほしかったのですが、残念ながらマイナススタートとなっています。
上昇相場よりも下落相場に対して圧倒的なパフォーマンスを発揮するタイプのシステムですので、運用を始めた時期が底値からの反発という最悪なタイミングとなってしまいました。
システムのパフォーマンスを確認するには、1年程度の実運用が必要かと思いますので、気長に見守っていただければ幸いです。

■トレードに使用しているシステム
順張り系のデイトレードシステム(買い&売りの両タイプ)を採用していますが、現状ではまだ研究途上のため、随時システムの仕様を変更する可能性があります。

■運用方針
本来はドローダウンを30%以内に抑えるため、日経225ミニで1トレードあたり最大12枚の運用が妥当ですが、近い将来に増資(資金の追加)を予定しているため、1トレードあたり15枚で運用しています。
よって、資産の変動は比較的激しくなると思われます。

■補足
・資産は1万円未満を切り捨てて表示しています
・将来的に最大で1000万円までの増資をする可能性があります
・運用に使用するシステムは、仕様の変更あるいは新規で追加する可能性があります

日経225先物のデータに関するご質問

たこやきを一人で40個食べたのは本当かというご質問がありましたが本当です(笑)
ついでに言うと、そのあとコンビニで大量のお菓子を買い込んで食べてしまいました・・・。
(そろそろ年齢的にも気をつけたほうがいいかもしれませんね)

私は比較的小柄なほうで華奢に見られるのですが、じつは見かけよりも大食漢で、そのせいかそれなりに体力にも恵まれているほうなのです。(あくまでも一般人レベルの話ですが)
吉野家の牛丼も好きなのでよく食べますが、特盛りでも足りなかったりします(汗)

さて、本題のご質問のほうに移りましょう。
日経225先物のデータについてのご質問が多いようですので、本日はその件について回答させていただきます。
ただ、すべての質問にご回答するのは厳しいため、複数のご質問を総合的に要約した形で回答させていただきたいと思います。

まず、私がどのようにして日経225先物のバックテストを行っているかをお答えさせていただくと、日経平均の現物でシグナル(売買のタイミング)を判断して、先物を売買したものとして検証しています。
これは実際の売買も同じです。(ただし、1分足を使ったデイトレ等の検証は除く)
ですから、日経平均の現物だけで検証しているわけでもなく、先物だけで検証しているわけでもありません。

次に、現物と先物でバックテストの成績に誤差がでる理由をお答えします。
日経平均の現物と先物は主に金利の分だけ理論価格に誤差が出るわけですが、最近は金利そのものが低いため、それほど誤差は出ません。
しかし、1990年当時はそれなりに金利が高かったため、現物と先物の検証結果には意外と馬鹿にできない誤差が出ると思われます。
つまり、最近になるほど誤差が少なく、昔ほど誤差が大きいと考えていただいて大方間違いありません。

最後に私がバックテストに使用しているデータですが、トレーダーズショップで購入した債券・先物版データ集(正式名称は忘れました)を使用しています。
こちらは、先物の限月間のサヤが修正されたデータも入っているため、比較的正確なバックテストができるかと思います。