誕生日による性格分析?

来週21日(水)にエンジュクさん主催で初めて開催させていただくことになった無料オンラインセミナーですが、もう300名が満員御礼になってしまったようで、急遽500名に増枠させていただくことになりました。
http://www.enjyuku-seminarst.com/?act=pub_detail&id=26
内容が超初心者向けということもありますが、無料の力は恐るべしです・・・。

ところで本日は、以前からちょっと気になっていた統計に関するお話です。

私が仕事上の付き合いのあった人たちの中には、自己啓発系のセミナーやオカルト(?)の類が好きな人がなぜか多かったのです(汗)
私も以前、半ば強制的に合宿形式の自己啓発系セミナーに参加させられたことがあるのですが、自分を変えようという意識のないマイペースな私には、正直言って拷問以外の何ものでもありませんでした・・・。(その方たちには正直に言えませんでしたが)

で、その人たちの経営している会社では、なんとも奇妙な人材登用システムが採用されている(いた?)のです。
細かいことは私にはわからなかったのですが、簡単にいうと誕生日などによる統計で大まかな性格のタイプを分類し、その相性によって社内に置く人材のタイプを決定するというような手法らしいです(汗)
女性の方などが面白半分で占いに興味を示すことはよくあることですが、会社という組織に置く人材を決めるのに本気でそういった手法を採用するとは・・・。(もちろん、その方たちには正直な意見は言えませんでしたが)

そもそも、誕生日などによる統計で人の性格を判断するのはなぜ問題があるのかという根本的な問題がありますが、それは当然問題でしょう!
なぜなら、1日生まれた日が違っただけでその人の性格が変わるということを言ってのけているわけです。

システムトレードにおいて、「カーブフィッティング」とか「オーバーフィッティング」といわれる言葉があるのですが、これは過去のデータで好成績が出るように無理にパラメータを調整することをいいます。
本人が意図せずにカーブフィッティングになっている場合は問題ですが、これには簡単な見分け方があります。

ここでは話を簡単にするため、RSIを例にしましょう。
ある手法をバックテストしていて、売買ルールの条件の1つとして組み込まれているRSIが30のときに、もっとも好成績が出たとします。
そのとき、RSIを前後にずらしたときの成績が重要になります。
例えば、前に5段階ほどRSIの数値をずらしてテストした場合、25→26→27→28→29と、30に近づくに従って成績が良くなっているのであれば明らかな傾向が出ているため、カーブフィッティングの可能性は少ないといえます。
しかし、25はかなりの好成績にもかかわらず、1つずれた26では極端に成績が悪くなったりするようなことがあれば、おそらくこれはカーブフィッティングということが推測できます。

誕生日による統計もこれとまったく同じです。
例えば「生年月日が8月10日に近づくほど性格が穏やかになる」などの明らかな傾向が見られれば、簡単に偶然で片付けることはできないかもしれません。
しかし、8月10日生まれは穏やかだけど、8月11日生まれには犯罪者が多いなど、多少日数のパラメータをずらしただけで極端に変わってしまうような統計結果はとても信用する気にはなれないと思うのですが・・・。