才能の必要性

システムトレードに才能は必要かと問われるとなかなか難しいですね。

過去のデータを検証して有効なルールを探し出す厳密な意味でのシステムトレードということであれば、才能は必要かもしれません。

有効なルールを探し出すためには、がむしゃらにテクニカル指標を組み合わせるというのはあまりにも遠回りな作業であり、有効なものと無駄なものを臨機応変に判断したり、今までの経験から有効な方法をひらめくようなセンスが求められるからです。(このセンスというものは、生まれ育ってからどの時点で形成されるものなのかは非常に難しいです)

ただ、他人が探し出した決められたルールを機械的に淡々と実践するだけであれば、ほとんど才能はいらないでしょう。
ただし、この場合であっても「ルールを守る」という忍耐の部分では、ある意味才能が必要といえますが・・・。

音楽のパートに例えていうなら、ギターやドラムなどの楽器は、練習量を積むことで基本的には誰でもそれなりの域に達することは可能です。
しかし、ヴォーカルとなると、音域や声の質などの大部分は個々の生まれ持った「才能」で決まってしまうため、どんなに努力をしても一定以上のレベルを超えることはできないわけです。
音程のとり方などで多少カバーするのがせいぜいでしょうか。

陸上でも長距離は努力でかなり伸ばすことができても短距離はほとんど才能で決まっています。

ほとんどが才能で決まってしまい、努力では如何ともしがたいものは基本的には避けて通るのが懸命(小柄な人がプロ野球選手を目指すのが難しいように)ですが、上記2例に比べれば、システムトレードには才能は必要ないともいえるでしょう。
抽象的な言い方になりますが、才能というよりはセンスに近いかもしれません。

基本的にセンスのある人は、分野に関係なく、芸術でもスポーツ(短距離走などの瞬発力で決まる競技は除く)でも勉強でも、なんでも平均以上にこなせることが多いですよね?

それで結局、そのセンスはどうやって磨くのかということになると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・努力?(汗)