売買ルールの概要 その1

前回の更新から少し日が経過してしまいましたが、今回は私の使用しているストラテジー(以下、売買ルールと呼びます)について書かせていただこうと思います。

ただし、私が実運用で使用している売買ルールとは若干の差異があることをご了承くださいませ。(理由については後述します)

下記のグラフは私の使用している売買ルールのうち、5種類を組み合わせてバックテスト(検証)したときの運用資産の推移です。

※売買ルールの中にはメインで使用しているものもありますが、補助として試験的に運用を開始したばかりのルールも含みます。

損益グラフ.jpg
上記の図ではスタート時の初期資産がわかりづらいですが、2005年から元本300万円で運用を開始した場合、2010年9月21日時点では約2億5000万円になっていることになります。(当然、複利運用の場合です)

本来ならバックテスト上の成績は300万円が5年で15億円以上になる計算なのですが、より現実的な検証結果とするため、1トレードあたりに投入できる資金を出来高の0.5%までに制限しています。

つまり、どんなに資金が多くても1日の出来高が10000万株しかない銘柄は1日に50株までしか仕掛けることができないものとして検証していることになります。

よく色々な業者さんが年利300%とか500%というのを謳い文句にした売買ルールを販売していることがありますが、この手のものは手数料やスリッページ等のコストを無視したものであったり、非現実的なバックテストの結果であることが多いのですが、自分の大事な資金を運用するための売買ルールは可能なかぎり現実的な検証が行われている必要があると考えています。

資産曲線だけではわかりづらいため、一応、下記に年別のサマリー(検証結果)も掲載しておきます。

年別.jpg
年別のサマリーをみると、運用資金が増えれば増えるほど利回りは減っていく傾向にあることがわかるかと思います。

この例では2010年の利回りは12.63%とやや苦戦しているように見えますが、これは運用資金が増えすぎた影響が大きいためであり、数千万円程度までの資金であれば60%弱くらいの利回りにはなります。(それでも例年と比較すればやや苦戦気味ではありますが)

数億円くらいの運用資金でもこれだけ急激に利回りが低下するわけですから、数十億~数百億円もの金額を運用するファンドで毎年2桁(10%以上)の利回りを上げ続けるのはどれだけ大変か想像がつくのではないでしょうか・・・

尚、前述したとおり上記の売買ルールは私が実際の運用で使用しているものと若干異なるということを書かせていただきましたが、じつは上記の売買ルールは『システムトレードの達人』というソフトを使用して作成していまして、現時点のバージョンでは私の売買ルールを詳細まで完全に再現しきれないというのが理由です。

ソフトのプログラミングは現時点で私一人で行っているため、開発に少々時間がかかるのですが、今後も頑張ってバージョンアップしていきますので、近い将来には私の売買ルールも完全に再現できるようになるかと思います。

ちなみにソフトの開発はほぼボランティア(時給300円くらい?)でやっているので、ソフトを売って儲けてるとか言わないでくださいね(汗)

今回は私の使用している売買ルールのほんの触りの部分を紹介しただけですが、次回以降にもう少し踏み込んだお話を書かせていただこうと考えています。